今回のワールドカップでは、「ハイドレーションブレイク(給水タイム)」の名の下、試合が必ず中断してCMが入る。サッカーファンの間では、この商業化が極めて不評のようだ。
スポーツの商業化と言えば米国が長けているが、そもそも米国由来のスポーツはマネタイズしやすいのである。
今回のワールドカップでは、「ハイドレーションブレイク(給水タイム)」の名の下、試合が必ず中断してCMが入る。サッカーファンの間では、この商業化が極めて不評のようだ。
スポーツの商業化と言えば米国が長けているが、そもそも米国由来のスポーツはマネタイズしやすいのである。
侍ジャパンがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝で敗退してしまった。日本全国が盛り上がっていたのに、とても残念である。
僕がWBCについて思うのは、こんな取り組みを20年で軌道に乗せるなんて、さすがスポーツビジネスに長けてる米国だな、ということだ。
もっとも、1つの球団として放映権の収入を増やすとしてもできることに限界がある。だが、ブレーブス(約6割)もファイターズ(約7割)も大半の収入をチケット代やスポンサー料といったスタジアムに来てくれるファンから得ており、ここに球団の力で改善できる余地を見出せそうだ。
そこで、チケット・スポンサー料・飲食からの収入に焦点をあててみる。このカテゴリーのブレーブスの売上(約480億円)はファイターズ(約175億円)の2.7倍。この売上はホームスタジアムのキャパ(ブレーブスは4.1万人、ファイターズは3.5万人)に影響を受けると考えられるので、売上を試合数とスタジアムの大きさで調整すると、ブレーブスはスタジアムに訪れるファン1人1試合当たりファイターズの2倍以上の売上を上げていることになる。
スポーツとお金の関係に関心がある僕は、米国と日本のプロスポーツの世界を比べて不思議に思うことがある。なぜ日本ではスポーツ選手の年棒が米国より著しく低いのだろう、と。
たとえば、野球。2025年シーズンのメジャーリーグ選手の最高年棒は大谷翔平の7000万ドル(約100億円)で、プロ野球選手の最高年棒はライデル・マルティネスの12億円だ。年棒の平均を見ても、メジャーリーグは460万ドル(約6.5億円)でプロ野球は5000万円未満である。
もとあれ、早期卒業はあっても留年は稀である米国では、4年間で大学を卒業するのが常識だ。
私立大学の4年間の学費は平均22万ドル(3000万円超)。留年は本人および家族の経済状況に打撃を与える一大事なので、大学側も各学生が4年以内に卒業できるよう最大限の努力を尽くす。ボストンカレッジにいた頃の僕は、1年生の時から指導担当の教授がついていて、毎学期、僕は彼から卒業に向けての進捗を確認されるだけでなく、次の学期で受けるべき授業について彼と協議していた。
違法スポーツ賭博問題で注目されている大谷翔平の元通訳、水原一平。彼は、大谷がエンゼルスに在籍していた当時チームが配布した資料でカリフォルニア大学リバーサイド校の卒業生であるとされていたが、同校によると彼が在籍していた記録はないらしい。
どうやら水原は、金銭詐欺だけでなく学歴詐欺も犯していたようである。