ジョーについて

ジョーは誤解されやすい。

日本人の両親を持つ純ジャパなのに、よくハーフに間違えられる。米国生活が長かったからかもしれない。

日本語がちゃんとできるのに、漢字の勉強をしたほうがいいと言われる。「挑戦」を「モモノタタカイ」と読んだことがあるからかもしれない。

読書家なのに、エリートとして認めてもらえない。本棚が中学生が読む本であふれているからかもしれない。

大学では数学が専攻だったのに、数字音痴だと勘違いされる。高校入試で数学が4点だったからかもしれない。

大卒なのに、無知だと思われている。米国のリベラルアーツ大学を卒業したからかもしれない。

米国の法曹資格を有しているれっきとした外国法事務弁護士なのに、信じてもらえない。口が軽いからかもしれない。

頑張って仕事をしてるのに、評価してもらえない。迷惑男だからかもしれない。

海外出張がたくさんあっても、誰にも労ってもらえない。成田空港にシミュレーターをしに行くだけだからかもしれない。

みんなと仲良くやってきたいだけなのに、相手にしてもらえない。うざい奴と思われてるからかもしれない。

いっぱい意見があるのに、誰にも取り合ってもらえない。何も考えてないからかもしれない。

腹が減ってるのに、会食で食べさせてもらえない。10分間食べ物に手をつけない人の食事を勝手に食べてしまうからかもしれない。

経済貢献してるのに、単に楽しんでるだけとしか見てもらえない。貢献が、タクシー業界と闘った後、2000円札を持ち歩くようになっただけだからかもしない。

病人なのに、誰も同情してくれない。常に両腕に腕時計を着けてる「腕時計依存症」と呼ばれる珍しい病気だからかもしれない。

普通の人なのに、変人扱いされてしまう。マンボウになりたいという願望を持ってるからかもしれない。

平和を愛する人間なのに、危ないヤツと思われてる。拳銃の買う・持つ・打つをしたことがあるからかもしれない。

同じ趣味の仲間を探してるのに、気味悪がられるだけ。趣味が飛行機事故の検証という不謹慎なものだからかもしれない。

忙しい毎日を過ごしてるのに、暇人と思われてる。高崎から小田原を湘南新宿ラインで「制覇」したことが自慢だからかもしれない。