月: 2017年7月

米国銃社会の恐ろしさ、研修を受けて学ぶ

僕が米国ニュージャージー州の銃購入免許を取得して思ったことは、「これでは到底拳銃は買えない」であった。

何しろ、銃について何も学ばず、何も試問されずに免許を与えられたのだ。「責任ある拳銃保持」を試みていた僕としては、全くの無知状態で銃を購入するなどできるはずもなかった。言うまでもないことだが、銃とは扱い方を間違えれば人が死ぬものである。

したがって、銃購入免許取得の直後、拳銃に関する研修を探すことにしたのだが、さすが米国、すぐに全米ライフル協会(National Rifle Association)が主催する研修が運転10分で行ける近所で見つかった。

「研修」と言っても会場で講義があるのではなく、そこそこ裕福そうな兄ちゃんの豪邸で1対1で教えてもらうのだ。インテリが真面目に拳銃を趣味とするのが米国だ。

米国銃社会の恐ろしさ、銃購入免許を取得して学ぶ

米国に住んでいた時、僕はピストルを持っていた。

このブログは、銃を買って、打って、保持することにより学んだ、米国銃社会の恐ろしさをテーマとした話である。

僕が居住していたのは比較的安全だったニューヨーク市郊外だったので、銃購入には自己防衛という実用的な理由はなく、「持てるから」という軽い動機しかなかった。

米国とは、そういった思いつきのような気持ちで拳が買える、恐ろしい国なのである。

もっとも、さすがの米国でも銃の購入には免許が必要である。
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