小学校中退の国際弁護士、偏差値78の高校入試に挑む〜採点の巻〜(前編)

開成高校入試チャレンジ。最も合格しそうな2017年版を受けた後、残るは採点のみである。

正直、数学で自滅し英語で満点を逃したことで開成高校の入学は絶望的と思われるが、今まで潜んでいた科学の才能が急に芽を出す可能性も否定できない。

よって、とりあえず採点はしてみる。

まずは英語から。

100点が必須だったところ、結果は79点。ちなみに、リスニング部分は完璧でないことがあり得ないので、あえて受けることもせずに自動的に20点満点とした。

しかし。。。時間切れで回答が書けなかった問題は仕方がないとしても、書いた回答が多数間違っていたことは結構なショックであった。英語ができずに何ができるのか。

この自問に対する回答は、悲しいことに「何もできない」である。

数学は戦略を練った時に合格をかけていた教科だが、結果は4点。ちなみに、100点満点である。回答用紙がほとんど白紙だと点数が一桁台になるのだ。

次は、鎌倉幕府時代から明治維新までの日本史のみが出題されれば善戦できると思ってた社会。

日本史の問題はあることにはあったが、室町時代中や江戸時代中の中国やフィリピンとの貿易についてや、そもそも存在したかも微妙な「倭国」についての問題は、僕としては「日本史」として認めたくないところである。つまりは、ほぼすべての回答が間違っていたのだ。

反対に、EU諸国に関する問題で点数が稼げたことは、ヨーロッパについてなど微塵も興味がない僕としては不本意である。結局、21点。50点満点なので、42点相当の結果だ。


次は完全に切り捨てていた理科。

まず、航空事故検証マニアとして自信を持って回答した2問が正解で、一般の常識知識を基に回答した5問が正解。さらに当てずっぽに選んだ記号問題がよく当たり、結果的に50点満点中の18点。これは36点相当で、なんと社会と大して変わらない。

最後は国語。

文章問題を客観的に採点するのは難しいが、解答例を読むと、明らかに見当はずれな回答があった。確実に正確だったのは「延伸」という漢字が書けたところだけであり、全くもって苦手である漢字の書き取りが唯一の正解だったこと自体が、国語でのお粗末さを示している。100点満点中、20点ぐらいか。

(後編に続く)

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