いくら努力してもこれを超える絵は描けなかったので、次に僕が向かったのは粘土のセクションである。粘度たっぷりの粘土を4分間ちぎったり固めたりしてできあがったのがこれだ。
もともとは太陽を作るつもりだったのだが、真ん中の丸と光線を5本くっつけた時点でもう少し工夫が必要だと考えて、光線を増やした。つい先ほど描画のセクションで、同じ"もの"を描いて同じ"工夫"をしたばかりだったことからしても、僕の想像力が絶望的に乏しいことがわかる。結局できあがったのは、太陽ともヒトデとも言えるようで言えない、極めて不気味な品物だ。