有名になる夢が叶っても、いろいろずれたまま、思い通りにはいかなさそう(後編)
でも、たまには視聴者から「ジョーさんですよね」と声をかけてもらえるかもしれない。すると僕は、「あ、そうです!一緒に写真を撮ってあげましょうか?」と積極的にファンサービスを振る舞おうと頑張るだろうが、それが裏目に出て、「いや、別にファンじゃないので」とせっかく話しかけてくれた人にそそくさ逃げ出されてしまいそうである。
先日、林遣都が主役を務める舞台を観に行った。未だ小劇場にはまっているわけだが、いつもの演劇に比べて多かった若い女性の観客は、どう考えても林遣都目当ての林遣都ファンである。
そこで改めて思った。
僕も有名人になりたい、と。