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有名になる夢が叶っても、いろいろずれたまま、思い通りにはいかなさそう(後編)

でも、たまには視聴者から「ジョーさんですよね」と声をかけてもらえるかもしれない。すると僕は、「あ、そうです!一緒に写真を撮ってあげましょうか?」と積極的にファンサービスを振る舞おうと頑張るだろうが、それが裏目に出て、「いや、別にファンじゃないので」とせっかく話しかけてくれた人にそそくさ逃げ出されてしまいそうである。

自分の名前探しの旅

林遣都という役者がいる。「バッテリー」という映画で見たぐらいなので日本で知名度が高いのかもよく知らないが、うらやましい、と思うことがある。彼の名前の事である。

漢字レベルが小六でストップだから当然の事ながら「遣都」が読めず、実はどこまでが苗字でどこからが名前なのかも分からなかった。ただ、中国人っぽいかっこいい漢字を使っている名前だな、と印象深かった。

その後、読みが「けんと」と知って、「かっこいい」が「うらやましい」に変わった。名前をローマ字にすると「Kento Hayashi」になるからだ。

くだらない事だと思われるかもしれないが、自分の バランスの悪い「Joe Sasanuma」には長年悩まされてきた。ただでさえ名前が短いぶんに苗字が長いのに、弁護士になるとつけられる敬称「Esq.」などつけたら「Joe Sasanuma, Esq.」。余りにも見てくれが悪くてみちゃいられない。よってありがたき迷惑の「Esq.」はなるべく断っている。
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