僕は「宇宙が破滅するまで石破茂の総裁選勝利はありえない」と断言した責任を取る(前編)

「天の声にも変な声がある」

これは1978年に当時首相だった福田赳夫が自民党の総裁選で大平正芳に負けたときに語った言葉だが、石破茂の総裁選勝利を踏まえた僕の今の心境をぴったり表現している。

僕は自分には政治センスがあると思ってる。だからこそ、政治家になったら政権が取れると確信しているし、周囲の人間を勝手に第5次ジョー第3次改造内閣に入閣させるという意味不明なゲームで妄想に耽っている

そんな僕に言わせてみれば、石破茂は絶対に総理大臣になれない人間であった。それには確固たる自信があり、今回の総裁選の予測を聞かれた時、「宇宙が破滅するまで石破茂の総裁選勝利はありえない」と即断言できるほどであった。

それなのに、石破茂が自民党総裁になってしまった。僕の宇宙感はこなごなである。

未だこの現実を受け入れられてない。

断っておくが、僕は石破茂の人柄や政策について好きでも嫌いでもない。もっと根本的なところで、僕は石破茂を政治家として評価できないのだ

彼は、自分が党内で人気がないのは、自分が復党組の1人で正論ばかり言うからだと思っている。自分に人望がないのは、自分が飲み会に付き合わないからだと思っている。

本当は、自分がケチで、後輩の面倒見が悪くて、後ろから鉄砲を撃つような言動を繰り返すから誰もついてこないのだという発想にはいたらないようである。

そんな人間が首相になれるはずもないというのが僕の持論だったが、まさに、天の声にも変な声がある、だ。

後編に続く)

 
2 Comments

コメントを残す

Translate »