拝啓

この手紙を読んでいる君は、今どこで何をしているのだろう。

たぶん宿題に追われ、塾に通い、限られた残りの時間はテニスでもしているのだろう。

でも今の自分だから言えることがある。

十五の君がしなければいけないのは、学校や塾が中心の毎日を生きることだけではない、と。