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最近知った、団体戦で楽しむ将棋(後編)

さらには、指してる時の気持ちも変わる。団体戦ではチェスクロックというものを渡され、一定の時間内に対局が終わることが求められる。個人的に指してると、時間制限があろうがなかろうが負け将棋はさっさと切り上げたくなるのだが、団体戦になると、なんとか反逆できないかと粘り、負けるにしても最初に負けてチームの士気を下げるようなことだけは避けねばと考えるようになる。

性格克服し、将棋強くなる

僕の将棋をドラクエの作戦に例えるとしたら、確実に「ガンガンいこうぜ」である。

つまり僕の将棋は攻撃一筋なのだ。

良い意味でも悪い意味でも。

僕の芸は口

「多芸は無芸」とはよく言ったものだ。僕に相応しそうなことわざだが、若干違う。

まあ、どんなことわざも多少修正すればどんな人物でも状況でもピッタリ表現できる。例えば「花より団子」。これは芸術がさっぱり分からない他、いつ世界が破滅するか分からないと言う理由で、どの食事も最後の食事との前提で大食いする僕にぴったりそうだが、実はちょっと不完成。毎日の二度の食事も大切だが、何よりカジノが生き甲斐であるため、僕は「花より団子、より博打」と、ジョー流のことわざを使っている。

「多芸は無芸」もちょっと合わない。「多芸」とは多くの「芸」に通じている事を指すが、僕は「多芸」であると褒められたことなどない。反対にどうでもいいことばかり話している、している、考えている、と毎日のように皮肉られている。僕にとってジェームス・ボンドに関する知識、小説の読書、映画の観賞、漫画の乱読、家系図の作成、飲食、博打、パズル、将棋、ブログの投稿等々はとても重要なのだが、他人にとってはどれもためになる「芸」ではなく、「趣味」ですらない、ただの「無駄」らしい。
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