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「その時・その瞬間」は学校や仕事よりずっと大事(後編)

僕が好きな洋画はカントリー・ミュージック。これは米国南部なら抜群の人気を誇ってるジャンルであるが、ニュージャージー・ニューヨーク周辺では、からっきし人気がない。このエリアにはカントリー・ミュージックに特化したラジオ局が1つしかなく、それも新しいラジオ局が立ち上がっては18か月で消えるというサイクルが繰り返される悲惨さだった。

だが、そんなニュージャージー州にも、カントリー・ミュージックのファンはいた。なので、人気ある歌手ならたまにコンサートをしに来てくれた。そして、僕がロースクールに通っていた時、最も好きな歌手だったブラッド・ペイズリーがニュージャージーでコンサートを開いた。

「その時・その瞬間」は学校や仕事よりずっと大事(前編)

北米で開催された今年のワールドカップ。生で日本代表戦を観た人はどれほどいたのだろう。

決勝トーナメント進出が決まったスウェーデン戦のスタート時間は、金曜日の朝8時。残念な結果になってしまったブラジル戦のスタート時間は、月曜日深夜の26時。いずれも学校や仕事のことを考えると、観るのをためらってしまう時間である。

だが、僕は自信を持って言える。サッカーファンは、どちらも迷わず見るべきだった。

節操なく商業化が最優先される米国スポーツ(後編)

たとえば、バスケ。このスポーツは、19世紀に開発された当初はサッカーのようにプレイを流したままだったが、今ではその面影がまったくない。

米国バスケリーグNBAはクオーター制を用いて、各チームに7つずつタイムアウトを与えている。NFLと同じように試合の仕組みとして中断を設けているわけだが、アメフトと違ってプレイが連続的なので、監督がタイムアウトを取らない限り試合は中断しない。

そこでNBAは、CMのために合計8回タイムアウトが取られることをルールで定めてしまった。この「必須タイムアウト」の長さは、地方放送だと2分45秒、全国放送だと3分15秒と決まっており、リーグの規定がスポンサーを意識しているところがえげつない。

節操なく商業化が最優先される米国スポーツ(前編)

今回のワールドカップでは、「ハイドレーションブレイク(給水タイム)」の名の下、試合が必ず中断してCMが入る。サッカーファンの間では、この商業化が極めて不評のようだ。

スポーツの商業化と言えば米国が長けているが、そもそも米国由来のスポーツはマネタイズしやすいのである。

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