カテゴリー: スポーツ
大谷翔平の通訳、水原一平の驚愕的な違法スポーツ賭博問題。アメリカの法律とスポーツ選手の詐欺被害について一定の知識があるので、解説してみようと思う。
卒業してからは、チームの成績が悪ければ監督の解雇を求める地元の新聞に賛同し、新しい監督に年間1億円しか支払われないことを知ると、ケチったことで知名度が高い監督を起用できなかったことに憤った。
僕は決して熱狂なファンではない。母校チームの成績も良い年で勝率5割だ。それでも、アメフト部が廃部されれば、毎年行っている大学への寄付を確実に止めるだろう。
国内のアメフトファンなら知らない人はいない日本大学のアメフト部が廃部された。それも選手の不祥事によって。
この問題については、大学側の責任や選手側の権利の観点から多く語られているが、あえて僕は注目されてない「ファン」という視点で語ってみたいと思う。なぜなら、ファンも(選手ほどではないにせよ)明確なステークホルダーだからだ。
イチローが現役引退を表明した。メジャーリーグ19年、プロ野球時代を含むと28年にわたるキャリアに終止符を打つ。
イチローが史上最高の日本人野球選手の一人として名を残すことは間違いないが、彼が松井秀喜、ダルビッシュ有や大谷翔平など他のメジャーリーガーと一緒に語られるのを聞くと、彼の本当の偉大さがまだまだ十分認識されていないのではないかと思ってしまうことがある。他の日本人メジャーリーガーには失礼ながら、誰一人としてイチローとは比較に及ばない。
イチローとはそれほど比類ない別格の存在なのだ。それはイチローが持っている数々のメジャーリーグの記録を見れば明らかである。
数年前、日本企業の法務部に勤める人から米国ロースクールの留学先について相談を受けたことがあった。
優秀な彼はハーバードやコロンビアなどのアイビー・リーグの他、バンダービルトやバージニアなどの一流ロースクールにも受かっていた。しかし、僕が強い関心を示したのは彼が「ついでに」という感覚で受けていたミシガン大学のロースクールであった。
その理由は、ミシガン大学のスポーツチーム、Wolverinesだ。
6年ぶりの米国生活。特に喜ばしいのは、スポーツがまた身近な存在になったことである。
米国はスポーツの国だ。
職場の同僚との雑談。タクシーの運ちゃんとの世間話。パーティでの会話のきっかけ。どんな場面でも男女共にスポーツの話で盛り上がる。
ケーブルテレビにはスポーツ専門のチャンネルが複数あり、アメフト試合の直前には次の試合で注目すべき選手を分析する番組が、直後には先の試合で勝負を決めたプレイを分析する番組が1時間ずつ組まれる。
インターネットではメジャースポーツごとに何人もの記者がニュースを追い、終日特ダネが速報される。大谷がエンジェルスに入団することを、僕は日本の新聞が報道する1時間半前に米国のスポーツサイトを通じて知った。
常にスポーツに囲まれるこの環境に戻って改めて思うのは、日本は一般的にスポーツ好きの国ではないな、ということである。
春の甲子園が終わった。
NHKで放送されていた試合を観ていたら、またしても「高校野球にやめてほしいこと」について書きたくなった。昨年に続くこの第二弾で取り上げるのは送りバント。
僕は送りバントが嫌いだ。
秋という季節には様々な言葉が冠されます。
例えば「食欲の秋」。食べることが生き甲斐の私にとっても食欲が失せる夏が終わって秋が訪れるのは大変喜ばしいことです。それもただ食欲が回復するだけでなく、食欲を注ぐ食べ物がたくさん出てくるのが秋です。松茸の炊き込みご飯やふぐちり鍋。秋にしか食べられない多数の食べ物を想像しただけで幸せな気分になってしまいます。
ただ食べるだけでは豚になってしまい健康に悪いですので、(運動会とかで)ちゃんと運動すべきが「スポーツの秋」。もっとも、 運動して疲れることが真っ平御免でそもそも運動神経が全くない私にとって、秋とはもっぱらスポーツを観る季節であるので、あまり「スポーツの秋」は食べ過ぎの対策にはなっていないような気がします。
夏の甲子園が始まりました。毎年この季節になると、私は日本の高校野球についてのある持論を主張したくなってしまいます。 その持論とは、どの高校野球部でもやっている一塁へのスライドを、無意味、非効率的なプレイとしてやめさせることです。