スポーツチームのオーナーとして理想なのは、個人それとも企業?(前編)

この前、日本ハムの人と会食してたら、ふと日本ハムファイターズがクライマックスシリーズ(CS)のファイナルで敗退した話になった。

ご祝儀ムードでハムの売り上げが伸びることを期待できなくなったと彼らが嘆くのを聞きながら、僕は「なるほど、企業がスポーツチームのオーナーだとこういう発想になるんだ」と興味深くなった。

日本プロ野球の球団は、どれもが企業に所有されている。三木谷浩史や孫正義が東北楽天ゴールデンイーグルスと福岡ソフトバンクホークスの「オーナー」と表現されることがあるが、これは語弊だ。球団のオーナーはあくまで上場企業の楽天とソフトバンクであり、三木谷・孫個人ではない。その証拠に、彼らが死去した暁には、チームは親族に相続されない。

本当の意味で個人を「オーナー」と呼べるのは、米国である。野球もバスケもアイスホッケーも大半のチームは個人が保有しており、アメフトリーグのNFLでは企業がチームを所有することが禁止されている。

オーナーが個人だと、チームが代々引き継がれていくのも珍しくない。代表的なのはシカゴ・ベアーズ。1920年にジョージ・ハラスが創立したこのチームは、現在ハラスの孫がオーナーになっている。

日本ハムの人との会話をきっかけに米国スポーツ界のこの事情を思い出し、僕はチームのオーナーとして企業と個人のどちらがいいのだろうか考えてみた。

後編に続く)

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