ファイナンシャルプランナーと転職エージェントは必要だけど信用しがたい(前編)
ファイナンシャルプランナー(FP)と転職エージェントには共通している点がたくさんある。
まず、どちらも人生の重要な事柄に関するプロという意味で、重要な存在だ。
FPと聞くと株の投資や保険の購入を思い浮かべる人が多いだろうが、本当にFPが重要なのはもっと基本的なところでだと思う。毎月どれくらい貯蓄すればいいのかという点1つをとっても、今の収入が何年続くと想定されるのかとか、FIRE(Financial Independence Retire Early、いわゆる経済的自立と早期リタイア)したいと思っているのかなどを考慮すると、意外と難しい。
僕は高校時代から株に投資していたので金の仕組みについて詳しい方だと思うが、そんな僕でも、金銭的なライフプランについてプロに相談してきたからこそ、過去に年収が激減する転職ができて、今後年収に縛られずキャリア設定ができるのだと思う。
転職についても、プロの意見は欠かせない。
市場にどのような職があり、どの職が自分に合い、市場では自分にどれほどの価値があるかということは、自分では知りようがない。こういった知識を得ずに転職することは、金の世界に例えると、投資したことがない人が初めて聞いた株の銘柄に全財産を注ぎ込むようなものだと思う。
もっとも、転職プロのアドバイスを得たいとしても、信頼に値する転職エージェントが少ないのも事実である。
根本的な問題は、転職エージェントの利益と自分の利益が一致していないことだ。
転職エージェントは、転職希望者と人材募集している会社を繋げることで稼ぐ。ぶっちゃけ、転職希望者が入社して数ヶ月だけ在籍すれば仲介料が入ってくるので、エージェントは転職者と会社の相性を気にする必要がない。
これは転職希望者にとって極めて迷惑な話である。何しろ、転職とは人生における重大な判断なのだ。
(後編に続く)

ファイナンプランナーも転職エージェントも、もちろん顧客の希望や損得も考慮してくれるのでしょうが、それと同時に自身(自社)の利益を優先するであろうことは、考えてみれば当たり前のことですね。相談する側としては、難しいです。
コメント、ありがとうございます。
この構造はしょうがないとは思いつつも、相談する側としては本当に困りますし、実際問題として、相談先が限られると思います。
よいアドバイザーとそうでないアドバイザーの見極め方について後編で考えを述べてますので、、そちらもよろしくお願いします。
本当にこのインセンティブの強さがアンバランスの原因になっていますよね。
私のいる業界への転職では、仲介料が転職成功者の年収(1年分)なので、エージェントは候補者をゴリゴリ押し込んできます。
私もそれなりの回数の転職をしエージェントも多く利用しましたが、候補者のキャリアやと転職先の相性などを加味して相談に乗ってくれる方は10名以上会って(メール等のやり取りを含めたら数十名以上いますが)、1名だけでした。
コメント、ありがとうございます。私の業界でも仲介料は1年分であると聞いています。
10名に1名というと低いと思う人が多いかもしれないですが、個人的には実際はもっと低いのではないかと思っています。