2024年11月 18日
僕は連休を特別かつ勝手に長期化させてる(後編)
(前編から続く)
僕独自の休日は他にもある。
たとえば「年末の最終の週と年始の最初の週は有給の週」とか。
これは、どうせこの期間は勤勉な国民でも働いてないだろうとたかを括ったジョーが、自分のために特別かつ勝手に作った休週である。
この独自休週のおかげで、先の年末年始は夢のようであった。
2023年は12月30日〜31日が土日だったため、「最終の週」が早くも12月25日に始まった。そして三が日が月火水だったので、1月5日までが「最初の週」に該当した。よって「年末の最終の週と年始の最初の週は有給の週」を含むと12月25日から1月8日の15連休となり、前職時代の「ジョーのサバティカル」に近いものが蘇った。
世間的には昨年の年末年始の配置は最悪だったらしい。29日が仕事納めでも30日と31日が土日だったため6連休にしかならなかったからだ。僕としては、惨めなほど勤勉な国民のために「年末の最終の週と年始の最初の週を休週にする法律」の策定を提案したい。
もっとも、人生は山あり谷ありで、昨年と今年では年末年始の良し悪しが逆転する。
12月30日が月曜になる今年は、年末年始がちょうど月曜から金曜になり、勤勉な国民にも9連休が保証されている。あまりにぴったりのカレンダー配置で、「9連休」や「奇跡の年末年始」のハッシュタグが昨年の年末に登場していたくらいだ。
他方、僕にとってこれほど最悪の配置はない。せっかくの「年末の最終の週と年始の最初の週は有給の週」の法則があっても、休日が1日も増えないのだ。
まるで追い打ちをかけるように、2025年の憲法記念日は土曜日。2年連続、ゴールデンウィークの1日が潰れる。
来年は最悪の年になることが、年が始まる前から保証されているのである。
One Comment
かつて「エコノミック・アニマル」などと言う言葉で揶揄された日本の仕事社会も、最近は「働き方改革」が普及して、少しずつ改善されているようですね。でも果たして本当に、一人一人の自由時間が増えて、労働環境が改善されているのでしょうか?ジョーさんの姿勢、すてきです。