僕は「日本の政治トーク自己謹慎」を自己解除することにした(後編)

前編から続く)

自己謹慎を自己解除してまず話したいことが、僕がどれほど石破のことを嫌っているかについてである。

たった4週間前、僕は石破の人柄について好きでも嫌いでもないと書いたが、これは撤回したい。僕は自分が大の石破嫌いであるということを彼が首相になってから自覚した。

ことの発端は公認問題。石破は総裁選で自分のために汗を流した議員を、選挙で世論の声が厳しくなるとさっさと切り捨てた。別に裏金問題の議員を守るべきだとは思わないが、守る気がないなら最初から守ると約束しないのが筋である。

僕は権力のためなら何でもやりかねないような人間だ。だが、権力が欲しくて権力を維持したいからこそ、政策なんぞどうでもよく、人望を大切にする。だから僕は、これまでずっと党内の重鎮を蹴り落とそうとしてきた石破が報復を受け、いち早く引き摺り下ろされることを心の底から願ってる。

政治家に対して無頓着な僕がここまで一人の政治家を嫌うのは珍しい。久しぶりなこの感情を周囲にぶちまけたいので、もはや謹慎なんかしてらんない。

もっとも、今の僕が何より話したいのは、当面続くであろう政局状態に関してだ。

総選挙後に政権運営の基盤が見通せないのは1993年以来の出来事である。何十年に一度の政局が起こっているにも関わらず静かにしていなければならないとは、政局のために生きてる僕に腹を切れと言っているようなものだ。

よって僕は直ちに謹慎を解く。

明日からは、別に聞きたくない人に対しても自分がどれくらい石破茂が嫌いで、どれくらい今の政局にワクワクしているかを共有するつもりなので、よろしく。

 

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