様々な経験を重ねて、僕は金について詳しくなった(後編)
僕が最初に自分の金に関する理解に限界があることを悟ったのは、金融機関への投資を諦めたとき。健全な銀行の財務諸表と倒産寸前の銀行の財務諸表の見分けがつかず、僕は理解ができないものには決して手を出さないことを誓った。
僕は、様々な経験を重ねることによって、金について詳しくなっていった。
僕が最初に経済に関心を示したのは、小学生のとき。地元のガソリンスタンドの価格の変動を追って、僕は市場価格という概念に触れた。
僕が最初に株に投資をしたのは、高校2年生のとき。頑張って貯めたお年玉やバイト代を掻き集めて購入した株が9カ月間で2倍になりその半年後に4分の1に暴落して、僕はリターンが高い投資にはリスクが伴うことを学んだ。