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僕は新卒として、大変な仕事には学びが多いことを学んだ(後編)

裁判官は僕だけでなく弁護士にも働かせた。

一般的に裁判官の仕事は裁判をすることだと思われがちだが、少なくとも米国では、裁判官の時間の大半は書類の処理に割かれる。裁判をして長時間拘束されるのを僕の上司は嫌っており、彼は「私は忙しい。裁判したいのであれば次の祝日しか空いてない」と言っては、原告と被告の弁護士に和解するよう促していた。

僕は新卒として、大変な仕事には学びが多いことを学んだ(前編)

僕が仕事で泣きたくなったのは1回しかない。それは社会人になったばかりの最初の金曜日だった。

当時の僕は、ニュージャージー州裁判所の裁判官の下でロークラーク(法務書記)と呼ばれる職に就いたばかり。仕事としては、事務をこなしたり、判決の草案を書いたり、原告・被告の代理人と連絡を取ったりして、裁判官を包括的に支援していた。

上司の裁判官はワークホリックで、異常な数の訴訟を処理する人としてニュージャージー州の法曹界内では有名だった。僕が泣きたくなったのは、1週間かけてやっと処理した膨大な書類を保管室に運んだ直後、事務局から翌週処理する膨大な書類が回ってきた時である。

暴落するかもしれない覚悟がないなら、株に手を出してはいけない(後半)

僕は投資に関するうまい話はありえないと確信しているので、今の世の中は下げ相場の兆候だと思えて仕方がない。

日常のように、SNSで株で儲けた話が投稿され、YouTubeで投資勧誘の広告が流れる。そして、何より、今まで投資をしたことがない人たちが、僕に投資の相談をしに来る。これはまさに、高校時代、株式市場大暴落の直前に、食堂のおばちゃんが僕に株の話を振ってきたことを思い出させる現象だ。

納得できない「給料をもらっているんだから当たり前」という理屈

外資系企業にしか勤めたことがない僕は幸い経験した事がないのだが、典型的な日本の職場では理不尽なことを結構言われるようだ。

最も耐え難い例は、仕事に関して愚痴っぽいことを言うと、「給料をもらっているのだから、仕事をして当たり前でしょう」と返されること。

こんな発言をする上司がいる職場自体が信じられないが、この発言に対して「仕事だから確かに仕方がないよね」と納得してしまう多くの日本人の感覚も僕は到底理解できない。
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