2025年11月 24日
忘れ物をして得たマニアックな鉄道豆知識(後編)
(前編から続く)
まず、埼玉高速鉄道のお忘れ物センターに確認してみてくださいと言われた。帽子を忘れた電車は赤羽岩淵駅方面に向かっていたので、そのまま埼玉スタジアム線に乗り入れた可能性が高いのだ。
そこになかった場合、次は東急電鉄のお客様センターに確認してくださいとのこと。電車は埼スタ線の終点である浦和美園駅で車庫に入らず、そのまま折り返して赤羽岩淵駅で東京メトロ南北線と接続し、目黒駅で更に東急目黒線に乗り入れた可能性がある。
東急も帽子を保管していない場合、次は都営地下鉄のお客様センターに確認。電車は東急目黒線の終点である日吉駅で車庫に入らず、そのまま折り返して目黒駅経由白金高輪駅で都営地下鉄三田線に乗り入れた可能性がある。
そこにもない場合、鉄道会社に勤めている担当者でさえ「ちょっとマニアックなんですけど」と前置きするほど専門的な説明になった。
もし埼玉高速も東急電鉄も都営地下鉄も僕の帽子を預かってないとすると、相模鉄道が保管しているはずらしい。僕が乗ってた電車は目黒駅終点の日吉駅で車庫に入らず折り返しもせず、そのまま東急新横浜線と接続して、その終点である新横浜駅でさらに相模鉄道に乗り入れた可能性がある。
東京メトロで置き忘れた忘れ物が、使ったことがない相模鉄道の、聞いたこともない二俣川駅にあるかもしれないのだ。ここまでくると、もはやなぞなぞである。
僕はこの説明を聞きながら存分楽しんでいたのだが、冒険は呆気なく終結してしまう。
最も可能性が高いと言われていた埼スタ線のお忘れ物センターに電話をかけたら、帽子はやはりそこにあったのだった。
2 Comments

そんなに複雑に転々とする場合もあるのですね。確かに豆知識です。無事に見つかってよかったけど、オチに笑いました。
結局、最後は、大したことなかったのです。笑