僕の食生活まで変えてしまったコロナの影響(後編)

前編から続く)

でもそんな僕でさえ、コロナ前と後では勤務形態が変わった。理由は、食生活が大きく変わったからである。

コロナ前の僕は基本的に家で食事をしなかった。超人気者の僕は平日週2〜3回食事に誘われ、誘いがない日でも、手当たり次第知り合いに声をかけては自分で会食をアレンジしていた。

そんなことから、当時の僕の冷蔵庫は常に空であり、稀に食材を買いたい時は、家からバスで20分離れたスーパーに仕事の帰りがてら寄っていた。

ところがコロナになり、体を動かすために通勤とは逆の方向に散歩してみたら、なんと徒歩13分離れたところにスーパーがあるではないか。最寄りスーパーがこんな近くにあるとは、たまげてしまった。

コロナ前はまったくご縁がなかったこのスーパーだが、コロナ後の現在も、1〜2週間に1度の頻度でお世話になっている。

なぜなら、コロナ中に始めたヘボ料理を懲りずに続けているからである。

家で料理をするのにスーパーで食材を買うためには、その先1週間の献立を考える必要がある。そして食材を購入したからには、予定どおりそれを使って料理をする必要がある。

ということで、今の僕は自分で食事を作る日を何日も前から決めて、料理をする日は早めに帰宅するのが習慣となっている。さらに家で食べる日は、早めにオフィスを出た分、食後の片付けを終わらすとパソコンを開いて仕事に戻ることに対する抵抗感がなくなっている。

「家は聖地」の持論を曲げてまで僕に家で料理をさせるようになるなんて、コロナの影響はどれだけでかいのだ。

 
One Comment

コメントを残す

Translate »