僕は「日本の政治トーク自己謹慎」を自己解除することにした(前編)

今の僕は日本の政治トークができない自己謹慎状態であるが、それを自己解除することにした。

たった4週間前に謹慎を課したばかりなのに、と思われるかもしれない。

どうせできないと思ってた、と考える人がいるかもしれない。

だが、それは極めて不本意な指摘である。

この1ヶ月間、僕はちゃんと謹慎していた。選挙マニアの同僚が地方にボランティアしに行っても僕は我慢したし、僕を罠にはめようと総選挙の話を振る周囲の輩に僕は徹底的に抵抗した。

謹慎を解くことにしたのは、謹慎を守れないからではなく、謹慎をする必要がないと判断したからである。

そもそも僕が自己謹慎することにしたのは、「宇宙が破滅するまで石破茂の総裁選勝利はありえない」と断言したにもかかわらず、石破が首相になってしまったからだ。

だが、総選挙で自民党が惨敗し、石破内閣が超短期政権になるのが見えてきて、やはり石破は首相になってはいけない器だったことが確認された。石破が総裁選で勝利できたのは「天の声にも変な声がある」からではなく、「天の声にも間違った声がある」からだったのだ。

最初から天の声より僕の声の方が正しかったのだから、自己謹慎は不要である。

とは言いながらも、そろそろ僕が日本の政治トークを封印できなくなってきていたのも、これまた事実である。

後編に続く)

 
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