2014年は相変わらずの充実した年でした
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以下は今年のクリスマスカードに同封した手紙です。
寒気いよいよ厳しくなりましたが、皆様にはお元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
時が過ぎるのも速いもので、先の9月、私は東京赴任になり3年を迎えました。今の事務所に勤めるようになって6年。これからは東京勤務の方がニューヨーク勤務より長くなります。
生涯におけるこのような節目は記憶に残るものです。私が初めて渡米したのは小学3年生になったばかりの時で、8年後に米国生活が日本生活より長くなった時の複雑な心境は今でもよく覚えてます。似たような節目を今度は日本で社会人として迎え、最近はあの高校時代の心境を思い出しながら反対の観点から感慨深くなっています。
大きな節目を迎えた以外、今年は昨年とはあまり変わらずの、しかし充実した一年でした。
仕事の面では、さすがに7年目にもなると日々の職務に慣れてくる一方、年次が上がるにつれて後輩が増え、彼らをしっかりと指導していかなければならないという責任感を一層強く感じるようになります。今までお世話になった事務所に対して、最近は将来の人材を育成するという形で恩返しをしていきたいと考えています。
趣味の面で特筆に価するような出来事は、やっと将棋で7級から6級に昇級したことぐらいでしょうか。「将棋で上達する」という年始の抱負を昇級という形で達成できたことに満足感はあるものの、月2回通っている将棋教室の先生には、「目標を持つのであれば1級ぐらいを目指して欲しい」と発破をかけられました。しかし6級に昇級するのに2年もかかった現実を踏まえると1級は無謀な目標に思え、来年は5級を目指すことに全力を注ごうかと思っています。
将棋に没頭している毎日ですが、相変わらず選挙があると将棋さえも犠牲にして選挙運動に燃えてしまいます。
4月には黒豚と焼酎が名物の鹿児島で補欠選挙があり、一週間の有給休暇を取って縁もゆかりもない薩摩に行ってきました。年末には思いがけず衆議院が解散されたため急きょ有給を取り、2年前の総選挙の際にも応援した議員の選挙を手伝うために埼玉まで足を運びました。ボランティアとしての作業は依然として支援者の名簿作り、ビラ配り、有権者に送るはがきの宛先記入等、雑用ばかり。たまに選挙カーに乗って手を振りながら選挙区を回ることもあります。これが果たして有意義な有給休暇の使い方なのか自分でも疑問に思う時がありましたが、それでもやめられないからこそ私は「選挙依存症」なのだと思います。この病は来年も治りそうにありません。
なお、時間さえあれば選挙運動ばかりしているためによく聞かれるのですが、私自身がいずれ出馬することは(橋下徹の名台詞を引用しますと)2万%あり得ません。
あらゆる面で充実だったこの一年もそろそろ終わりますが、来年も元気一杯の一年にしたいと考えております。
皆様どうぞよい新年をお迎えください。