でもそんな僕でさえ、コロナ前と後では勤務形態が変わった。理由は、食生活が大きく変わったからである。
コロナ前の僕は基本的に家で食事をしなかった。超人気者の僕は平日週2〜3回食事に誘われ、誘いがない日でも、手当たり次第知り合いに声をかけては自分で会食をアレンジしていた。
でもそんな僕でさえ、コロナ前と後では勤務形態が変わった。理由は、食生活が大きく変わったからである。
コロナ前の僕は基本的に家で食事をしなかった。超人気者の僕は平日週2〜3回食事に誘われ、誘いがない日でも、手当たり次第知り合いに声をかけては自分で会食をアレンジしていた。
ポストコロナの社会になり、週5日出社を義務付ける会社が増えてきている。
僕はもともとオフィス派だ。コロナの真っ最中、週1日くらいの頻度でガラガラの電車で通勤し、終日ぼっちの状態で仕事をしてたくらいのオフィス派だ。
これは別にオフィスが好きだからではない。単に「聖地」である家で仕事をするのが嫌いだからだ。
それ以降、僕は最高級のチーズを買うようになったのだが、数ヶ月経つと、このチーズも物足りなくなってしまった。庶民スーパーの最高級チーズの味を占めて、貴族の世界の人がどのようなチーズを食べているのか知りたくなってしまったのだ。
僕が知ってる貴族の世界とは、豆腐が1丁300円するお店。ということで僕は成城石井に行くことにしたのだが、そこのチーズ売り場を見てたまげた。
僕は成城石井というスーパーが嫌いである。何年も前にふらっと入った時に豆腐が1丁300円もするのをみて、こんなボッタクリの店では絶対に買い物をするまいと誓った。
それなのに、最近の僕は頻繁に成城石井に足を運ぶようになっている。
事の発端はチーズにはまったことである。