僕はボウリングやらダーツやらカラオケやら、とにかく娯楽が大好き(後編)

前編から続く)

ボウリングのタイムリミットが来て次に向かったのは、同じ施設にあるダーツである。

ダーツは日本に戻って来てから始めた。大抵どこのバーにもあるので飲みにいくと自然にやるようになったのだが、ダーツは単にスコアを競うだけでなくゲーム性もあるので、3〜4人でやると特に盛り上がる。

いつしかダーツにハマるようになった僕は、自分のプレイを記録してレーティングもしてもらえるダーツカードやマイダーツを持つようになった。別にマイダーツを持つほどうまいわけではないが、2時間も遊ぶのであれば、マイダーツを持参したくなるものなのである。

とはいえ、娯楽というのは別に上手である必要はない。その何よりの証拠は、ダーツの次に向かったカラオケである。

音痴の僕は、からっきりカラオケがダメだ。そのくせマイクを独占したがるので、僕とカラオケに行くことはたまったものではない。

余談だが、最近、カラオケで僕が歌い始めると演奏中止ボタンを即押すという嫌味な同僚が現れた。これこそ世間でいう職場いじめだと思ってこいつを社内通報してやったら、コンプラ部門の人に「それは確かにハラスメントだ、ははは」と笑われるだけで終わってしまった。どうも、コンプラの人も僕のカラオケに付き合ったことがあり、カラオケに限っては僕はいじめられるべき、と判断したものと思われる。

ということで、僕は好きなカラオケに行ってもなかなか歌わさせてくれないことが多いのだが、この日に一緒に行った人も僕と同様お世辞にもうまいとは言えなかったので、じっくり3時間、お互い邪魔せず歌い切ることができた。

こうして僕は、ある平日の8時間をボウリングやらダーツやらカラオケやらをしながら満喫したのだが、帰りがけにふと思った。

大好きな娯楽といえば映画があったではないか。なんなら、ボウリング、ダーツとカラオケに加えて映画を連チャンで3本観る24時間娯楽を企画してみたらどうだろう、と。

ハードな1日になるが、娯楽好きとしては、十分制覇できる自信がある。

 
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